安中千絵の食ブログ

You are what you Eat

Archive for 1 月 17th, 2008


◆老香港酒家で上海蟹

12月に食いしん坊な友人が遊びに来てくれた時の話はまだまだ続きます。お昼になかひがしさんで、お腹も心も絶好調に満たされた私たちですが、夕食もまた口福を求めて彷徨います。
dack.jpg上海蟹と北京ダックを食べたいと、友人がアレンジしてくれた「老香港酒家」京都店へ。北京ダックは2人なので半羽。シェフは香港出身だそう。半羽で約6枚の鴨皮が取れました。北京ダックはソースに五香粉がきいてなかなかのお味。薄餅がチンだったのが少し残念。次回は「薄餅は蒸して下さい」ってお願いしないとと心に誓いました。
dack2.jpg鴨皮を食べた後の鴨は、お店にお願いして持ち帰りました。北京ダックの翌日、台湾の烤鴨屋さんをまねて、残りの身を細かくちぎったものともやしを炒めた一品と、ガラと雪菜の漬け物で作ったスープを食べるのがお約束です。それにしてもどうして日本の北京ダックは高いんでしょうね。安くて美味しく、食べきれないほど出てくる台湾の北京ダックが恋しい~。

そしてお待ちかねこのお店のスペシャリテ、上海蟹の登場。ジャーン。
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上海蟹は10月は雌が卵を持っていて美味しく、11,12月は雄が肥ってきて美味しい季節とされているので、雄をお願いしてありました。こちらのお店では、1杯250g以上の蟹皇と呼ばれる上海蟹をシーズン中は毎週買い付けに行っているとのこと。
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2人で一杯を分け合いました。良く肥った蟹で、ミソと白子が濃厚でとろけるような味わい。私は初めて老香港酒家にうかがったのですが、こちらの上海蟹はお勧めです。「上海蟹?別に~」と思っている方は是非こちらでお試しを。東京の有名店より美味しいと思います。あーーーー1杯独り占めにしてもっと食べたい!が、そういうわけにはいきません。何故なら私たちにとってこれは前菜、これからが本番だからです。というわけで祇園へ移動。

つづく。

老香港酒家
京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地COCON烏丸地下1階
TEL: 075-341-1800
11:30 - 15:30(LO15:00) 17:00 - 22:00(LO21:00) 年中無休

◆12月の草喰なかひがし

去年の話でごめんなさい。類は友を呼んで、私の友人は食いしん坊ばかりなのですが、その中でも一番の食べることが大好きな友人が、師走の京都に遊びに来てくれたときの回想を。

1日目のお昼は恒例のなかひがしさんへ。

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八寸は冬の味覚が色とりどり。手前のふきのとうの苦みや、黒豆の枝豆の食感が素敵でした。お隣はむかごのおこわに蟹の葛あんをかけたもの。もっちり熱々。

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このお椀が最高でした!白味噌仕立てで中にはとち餅が。後日この組み合わせが気に入り、家でもまねしてみました。焼き物はさわら。手前の野生の酸っぱいみかんをかけて、堀川ごぼうをアクセントにいただきました。

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鯉のお造り。実はあまり鯉が得意ではないのですが、これは本当に美味しくいただけました。川魚の臭みは全くなく、歯ごたえに夢中。さらにビーツの寒天といただくという、奇想天外かつ素敵なマリアージュに痺れました。ここでぽっちり、炊き上がる寸前のごはんが出てきます。やわらかく、しっとりとして熱々。

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煮物の上に乗っているのは里芋を揚げたものです。これが煮物のアクセントに。 鴨ともろこと悩んだあげく、鴨に。鴨はジューシーで、やっぱり鴨にして良かったわー、と思いつつ、もろこも子持ちで何と美味しそうと、諦めきれずじっとりした視線を送っていると、「もろこもいかがですか」と優しいお言葉。しかしどうにもこうにも満腹で断念。無念。

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和え物とめざしのお食事セット。このおくどさんで炊いたごはんを食べるのも、なかひがしさんへ来る楽しみです。

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おこげは、フレークソルトでいただきます。もうお腹ははちきれそうですが、香ばしいお焦げはやっぱり食べたい。最後の水菓子も吊し柿に野いちごがのっていて季節をいただいている幸せを感じつつお食事は終了。

こちらに伺うたびに、食事とは、
季節をいただく、命をいただくということだと感じます。
それと同時に、真摯かつ情熱的な料理への取り組みをなさっている姿勢に、
「私ももっと頑張って生きないと」と活が入ります。

上記のお昼のコースは7350円。
予約は、予約したい月の1ヶ月前の1日の午前8時から電話受付です。

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草喰なかひがし
京都府京都市左京区浄土寺石橋町32-3  
075-752-3500
12:00~13:30、18:00~19:30 月休

祇園から空いていればタクシーで10分~15分くらい。
となりの漆屋さんも素敵なので覗いてみてください。