安中千絵の食ブログ

You are what you Eat

Archive for the ‘食と健康’


◆休日の楽しみ

休日の楽しみ、それはシャンパーニュを開けることです。何日か続けてのんびりできるときなどに開けて休日気分を盛り上げてます。
ゴールデンウィークにももちろん♪

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とはいえ、残念ながら高級シャンパンはなかなか開けられないので、気軽に楽しめるものが中心。最近のお気に入りはPOP。POPピッコロのフルサイズです。さわやかな飲み口で、気軽~に楽しめます。ブルーのボトルも美しくて好き。

お酒を飲まない方には、大変な酒飲みと思われるかもしれませんが、私、下戸の方の気持ち、よく分かります。というのも、30過ぎてから、どういうわけだか非常にお酒に弱くなって、1年余全くお酒を飲めなかった時期があったので。その後、また少しずつ飲めるようになりましたが、以前よりお酒に対しての特別感が強くなったので、今は素晴らしいお料理をいただくときや、楽しい集まりやお祝い、休日や旅行先の楽しみとして嗜むくらい。

ところで、酒は百薬の長といって、「お酒飲む=長生き」みたいなイメージが浸透していますが、心筋梗塞に関してはリスク低下ですが、がんではむしろリスク上昇、長生きに関しては不明というのが現状です。お酒に弱い方が健康のためにと、無理にお酒を飲むことはなさらぬよう。

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シャンパーニュのおとものカプリス・デ・デュー。ダブルクリームなので濃厚です。本格的なチーズ苦手、と思っている方も、サンタンドレやブルソー、カプリス~のようなクリーミーでくせのないチーズはきっと大丈夫だと思いますよ。

◆自家製ポン酢

WBC日本優勝良かったですね。野球は全く分からないのですが、明るい話題で嬉しくなりました。野球選手も全然知らないのだけど、さすがにイチロー選手は知っています。ものすごく印象深いのは、以前TVで、「毎日、朝兼昼の食事はカレーを食べている。7年間カレーを食べている」「7年も同じもの食べている人いるかな?」と話していたこと。その時、思わずテレビに向かって、「安藤百福さん!」と突っ込んでしまいました。安藤百福さんはインスタントラーメンの開発者で、日清食品の創設者ですが、毎日お昼ごはんに、チキンラーメンを食べていたとのこと。チキンラーメンの商品化成功が、1958年で、安藤氏の逝去が07年ですから、実に50年近く食べていたのでしょうか? 以前やはりTVで安藤氏を特集していたとき、90歳を越えて尚元気凛々で、お昼にチキンラーメンを食べていらした姿が印象的でした。
「毎日同じものを食べて、健康に良いか?」と聞かれたら、同じものばかりではなく、多種類の食品をまんべんなく食べることがリスクの分散になるとお勧めしますが、毎日同じものを食べていても、こうして元気にご活躍の方もいらっしゃるので、やはり一概にこれが正解という食生活は無いと思います。

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無茶々園さんから、橙(だいだい)を取り寄せて、自家製ポン酢を作りました。

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ポン酢づくりのコツは、柑橘を手で搾ること。絞り器などを使って、ギューギュー圧搾すると皮の苦みが出てしまうので、手で贅沢に実が残るくらいに絞るのがポイント。

◆Obesity Tax(肥満税)

7.jpgNY州で、知事がObesity Tax (肥満税)の導入を提案しましたね。肥満税は、以前から肥満を招くような食品(ファストフードやソーダ、チップスなど)に課税したらどうかと、アメリカで検討されていましたが、今回は、ダイエットソーダ以外の加糖されている炭酸飲料に15%課税しようというもの。例えば、ダイエットコークは1ドルで普通のコーラは、1.15ドルになるということ。導入すれば4億ドルの税収が見込めるという試算なので、NY州の莫大な赤字を解消する(短期的には税収の増加、長期的には医療費の削減)ひとつの手として考えているよう。牛乳、フルーツジュース、ダイエットソーダ、水には課税しないということですが、どうなんでしょう。

そもそも甘いソーダを頻繁に欲するということ自体に、肥満を誘発する芽があると思うので、ダイエットソーダには課税しないというのが効果的なのか私には疑問。動物実験では人工甘味料を与えた動物の方が肥満した、という報告がある点も慎重に考慮したいところ(人間でのエビデンスはありませんし、この研究結果は人工甘味料関係の企業から猛反論されているようですが)。味覚の面でも人工甘味料の甘味はやはり不自然で、日常的に飲むのはどうかと思いますし。

写真の7up(591ml)に使用されている砂糖は62g。グラニュー糖だと大さじ約5杯になります。日本人の1日の砂糖摂取量というのは、労働量などによって違うので一律に決まっていませんが、推奨されているのは1日20g。でもこうした数字を知らなくても、一度に大さじ5杯の砂糖水を飲んだら身体に良くないだろうな、というのは察しがつくと思います。
8.jpgこの課税、もう一つ気になるのは、フルーツジュースは対象にならないこと。果物をとることは健康に有意義なのですが、丸ごと果物を食べるのと違って、ジュースにすると大量に消費できるので、やはり糖分の摂りすぎが気になります。更に、課税されないことで安直に「身体に良い=いくら飲んでもOK」といった意識になると問題。写真の100%オレンジジュースは砂糖添加されていないものですが、240ml中、砂糖は24g(グラニュー糖大さじ2杯)。上の7upと同じ量飲んだら、やはり砂糖の摂取量は60g近くになります(つまり100g中の糖量はさして変わらないということ)。

そもそもアメリカで売られているソフトドリンクは甘過ぎ。何か飲もうと思っても、甘味が添加されていないものを探すのが難しい現状をまず変えて欲しい。でも、甘味を添加してない紅茶飲料など大分見かけるようになりましたし、昔に比べれば変わってきているとは思います。サンフランシスコのスーパーでは、日本のお茶飲料も複数見かけました。こうしたものが、もっとこれから流行ると良いですね。

◆時差ぼけ予防

私は大変時差ぼけしやすく、時差ぼけの回復も遅いタイプなので、時差が大きい国に行くと、時差ぼけが直るのに最低2週間はかかかります。なので、時差ぼけ予防、解消には出来る限りのことをしています。
私自身が最も有効と感じている時差ぼけ予防は、飛行機での移動中に食事をしないこと。機中では、水を飲むだけにして、早々に睡眠薬を飲んで寝てしまいます。食事が美味しそうなときなどは断腸の思いなのですがやむなし。これは、一時期頻繁にヨーロッパ-日本を往復していた頃会得した時差ぼけ解消法なのですが、機中絶食が時差ぼけ予防に効果有りと考えている人は結構いるようですね。

今年の5月のScience誌に、哺乳動物は明るさだけではなく、食事によっても体内時計を調節できるのではないか、という論文が掲載されて話題になりました。人間での実験では無いので果たして人間もそうかは疑問ですが、研究グループはこの研究結果から、人間に応用する場合、約16時間空腹時間をつくれば体内時計を環境に適応させることが出来るのではないか、なので機中で食事をしないことが、時差への適応を助けると考えているとのこと。
人間での研究結果が待たれますね。
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写真は長時間フライト時の機内持ち込み必需品。ストール、くつ下、BOSEのノイズキャンセリングヘッドホンとMP3プレーヤー、睡眠薬。
機中は相当飛行音がうるさいので、周囲の音を遮断できるこのヘッドホンをして、小さくクラシックを流して寝ます。現地についたら、1週間以上滞在する場合は現地時間に合わせて生活して、夜寝られない時は睡眠薬を使っています。時差ぼけは西より東への移動で顕著に出るので、日本からだと、例えば北米に行った場合は現地で辛く、ヨーロッパに行った場合は日本帰国後が辛い!
後は、帰国したらすぐ全身マッサージに行って、からだをほぐしてもらいます。
色々やってはいるのだけど、結局一番頼っているのは睡眠薬。睡眠薬を飲まずに時差ぼけを解消する方法を身につけたいものです。

※参照論文:
Differential rescue of light- and food-entrainable circadian rhythms.
Fuller PM, Lu J, Saper CB.
Science. 2008 May 23;320(5879):1074-7

◆にんじんはGI値が高い?

先日のにんじんサラダのレシピを見たダイエット中の友人が、「美味しそうだけど、にんじんはGI値が高いから…」と感想をくれました。
にんじん=GI値が高い、というのは結構浸透している概念のようですが、現在にんじんのGI値はかつてより低い値と考えられています。にんじんを食べるときに(甘味料で味付けしたりしなければ)、GI値を気にする必要はありません。一番最初の研究(1981年)でにんじんのGI値131(この研究では白いパンを100としています)、というのが非常に印象的に焼き付いているのかも知れません。日本では旧国立栄養研究所(現・国立健康・栄養研究所)の研究班がかつて発表した値が85。現在は発表機関によって上下はありますが、米・豪では大体40~60くらいとされている模様。

何故初期のにんじんGI値は高かったのか?
最初の研究の被験者は5~10人、GI値は人によって非常にばらつきのある値が出るため、被験者が少ないこともあり高値が出てしまった可能性がある。
GI値はカナダの研究者によって発案された考え方ですが、カナダのにんじんの糖質が他国のにんじんに比べて高い可能性がある。
(シドニー大学調べだと、カナダの茹でたにんじんのGI値は92、オーストラリアの茹でたにんじんのGI値は41)

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そもそもGI値、グリセミックインデックスというのは、ある食品を炭水化物量50g摂ったときの血糖値の上がり具合を、ブドウ糖を摂った時を100の基準値として相対的な数値で表したもの。ブドウ糖50g=炭水化物量50gですが、にんじんは、100g中の炭水化物量は9g。にんじんで50gの糖質を摂る場合は、にんじんを560g(約4本)食べるわけですが、実際に4本も一度に食べることは無いので、摂取量を考慮しないで並べるのはどうかということで、近年ではGL(グリセミックロード、グリセミック負荷)という考え方が出てきています。
これは、 (GI値/100)×(1食分に含まれる炭水化物g)で求めます。これだと、茹でたにんじん(オーストラリア産)約半本のGL値は1.9。茹でじゃがいもが10.9ですから、にんじんのGLが決して高くないことが分かると思います。
現在この手の研究を最も熱心にやっていると思われるのはシドニー大学。ご興味のあるかたはこちらのサイトをご参照ください(その名もglycemicindex.com!)

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ところで、GI値、GL値、減量に効果があるか?ということなのですが、これまでの研究から見るとGI値(あるいはGL値)は減量に効果がある、無いという論文は両者あり見解は定まっていませんが、やはりGI値より大事なのはカロリーの模様。それに、GI値は非常~に個人間の差が大きく、被験者が少ないため、統一基準というのが未だ定まらなく開発途上中の値。
糖尿病や低血糖症など、血糖値に気を配る必要のある疾患以外の方が、あまり神経質に気にする必要は無いと思いますよ。

◆栄養・健康情報の読み方

先日、保険会社に勤める友人に、加入している保険を見直してもらったところ、「今時こんなのに入っている人いない」というダメプランに入っていたらしく、新しくお勧めプランに入ることにしました。私は自分の専門分野や興味分野以外はとんと疎く、結構クチコミに乗りやすいタイプで大失敗することも多々あります。
なので、不確実な栄養・健康情報にまどわされてしまう人の気持ちもよくよく分かります。特にクチコミ、体験談は説得力がありますから、こうしたものを信じたくなる気持ちも分かる。私とて、化粧品などは身近な信頼できる友人が「良い」といったらすぐ買いたくなりますし。

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でも、栄養・健康情報に関しては一歩引いて考えることが大切(他のものごとも何でもそうでしょうね。ただ、栄養・健康はある意味命がかかっているので特に)。
「○○を食べたら○○が治った!」
体験談としてはものすごいインパクトですよね。もちろん身体に危険を及ばさないものなら試すのも手。否定はしません。ただし、その話だけで勧めることはできない。これより一歩進むと「最近研究によると~」という学術的根拠を用いた情報になります。いわゆるアカデミックマーケッティングという宣伝手法ですが、これは玉石混淆。確かな根拠のあるものと、ぼぼ根拠に値しないものとが混ざっていて、なかなか一般の方には判断が難しいものもあるかと思います。
この判断は、専門家に任せるのが最も良い方法だと思いますが、信頼できる専門家を探すこと自体が難しいんですよね。たとえば、栄養・健康情報の場合は関連国家資格を持っている人が専門家に当たるのですが、考え方、情報収集力、判断などは千差万別。有名、売れているというのも目安にはなりません。
どんな分野もそうかもしれませんね。私も専門外の分野に関しては、信頼できる専門家に巡り会うのが一番難しいと感じるところです。

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自分で栄養・健康情報を判断する方法ですが、一番のお勧めは、
疫学者の坪野吉孝先生の著書「食べ物とがん予防 -健康情報をどう読むか/文芸新書」を読むことです。

食べ物とがんにフォーカスを当てた本ですが、健康情報の読み方が非常に分かりやすくまとめられていて、研究経験の無い方でも、研究というものは、どういう方法で行われて根拠とされているのかが分かるようになると思います。
この他坪野先生の著書はどれもみな素晴らしくお勧めです。
参考のため、下にアマゾンのリンクを張りました(このリンクを経由して購入すると私の利益になると思いますので、回避したい方は自身で検索してみて下さい)。

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私自身は科学情報に関しては「研究によると~」という言葉を鵜呑みにすることはもちろんありません。栄養・健康情報を読む場合、例えばある食品に何かの健康効果がある、というような話の場合、何を根拠にしているか(研究無しの体験談は論外)、根拠となっている研究論文の最低限要約は読んで、研究方法や研究の質、数などから総合的に判断します。
当たり前のことなのですが、この当たり前のことをしている専門家が意外と少ないのも事実で残念なことです。

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ここからは専門家向けの話になりますが、かつては研究環境に無いと論文を読むのが難しく、環境差がありましたが、今はアブストラクトであればネットで充分読めるので(最近はフルテキスト読める場合も多いです)、研究環境下に無くてもある程度情報を手に入れることが出来るようになってきています。論文は基本的に英語で書かれているので、これが障壁と感じる方も多いようですが、高校程度の英語でほぼ読めると思うので、是非自分自身で論文を読んで判断して欲しいと思います。書籍になってからの情報では大分タイムラグが生じます。それに他人のバイアスが入らない状態で、自分自身で論文の内容を検討することに意義があります。論文のレビューが出来る専門家がもっと増えれば、日本の栄養・健康情報の質は上がってゆくし、国民の健康状況への改善にも大げさではなく繋がると思うのです。

私は公衆衛生分野出身で、この仕事をしている上での目標は、日本人の健康状態向上に寄与することなので、今日はつい力が入って思わぬ方向に筆が進んでしまいました。本当は、簡単に情報の見分け方を書くつもりだったんですけど。
情報の読み方は坪野先生の著書が本当に素晴らしいので、そちらをご覧下さい。

◆栄養のはなし

栄養のはなし、私にとっては専門分野なだけに、栄養のはなしを書くと言うことに若干身構える気分があることや、「○○にはビタミン○が豊富です~」みたいな浅薄なことは書きたくないという気持ちもあって控えてきたのですが、「食べ歩きより、もっと栄養のはなしを書いて」とここのところよく言わるようになり、もう少し栄養のこと書いた方が良いのかな?と思うようになりました。
栄養のはなし、ですがまず大切なことは、食べていけないものは無い、ということ。世間でウケるのは、○○は良い、××はダメ、といった白黒をはっきりつける物言いですが、こと食べものに関して良い悪いをはっきり分けるのは非常に難しい。量を控えた方が良い食品というのはありますが、食べてはいけない食品(一部特殊な病気の方を除いて)は無いと思っています。
こうした考え方は専門家でも分かれるところだと思うのですが、私自身は科学的な研究によるエビデンス(証拠)と、人類が培ってきた歴史から判断しています。
科学に関しては日進月歩で、どの研究モデルも不完全です。良いと思われていたことが、新たな研究によって覆されることはままあること(=だから何を信じて良いのかみなさん迷われるのでしょう)。

何事も盲信しないこと
どんなものも食べ過ぎないこと
人類が生み出した新たな食品には注意深く接すること(例:サッカリンしかり、マーガリンなど)

「で、何を食べたら良いの?」と聞かれるのですが、まんべんなく色々な種類の食品を食べる、というのが究極の安全策だと思っています。
この「思っている」「考えている」という語尾も一般にウケが悪くて、「○○です!」という言い切りがウケるんですよね。場合によっては私も言い切りを使うことがあるのですが、個人的なブログでは言い切りで栄養や健康のはなしをすることには抵抗があります。研究などに関しても自分で研究していないことに関しては「○○だそうです」「△△らしい」と表現するのが適切だと思うのですが、こういう語尾だと説得力が無いんですよね。
でも、説得力大、はっきり言い切りの栄養・健康情報こそ注意!
この分野、はっきり言い切れることは非常に少ないのです。
私がはっきり言い切れることと言えば、タバコは百害あって一利無しということと、公害汚染や不衛生など誰が考えてもそれはダメだろうということくらい。
私自身が日々アップデートしている栄養情報をこれからはもう少し書いていくつもりですが、一般的に期待されるような、言い切り論調の説得力大な栄養情報をお届け出来きない(そんな情報は存在しない)ことをお留め置き下さい。

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話題変わって今日の夕食は卵をギッチリ抱えた甘エビです。
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スウェーデン名物でもあります。スウェーデンではボイルかスモークで食べるのが一般的。日本ではもちろんこのまま生で♪
でもって、早速栄養のはなしをします。エビはコレステロールが多いからと、好きだけど控えている方がいらっしゃるかもしれませんが、エビ=コレステロール多だから注意食品(あるいは禁止)というのは、もはやso yesterdayなはなし(なんだけど、未だにこういう指導している先生もいらっしゃる模様)。

①コレステロールの測定法が昔と変わって、新測定法では従来より低く測定されるようになった(甘エビの場合100g中130mg)
②コレステロールを下げる働きのあるタウリン、キチン、アスタキサンチンを含む
③肉などに比べ、大量に食べる食品では無い

以上のことから、時々(週1回くらい)、1人分くらいの量を食べる分にはコレステロールを特に気にする必要は無いかと思います。写真の甘エビは卵ギッチリですので、その分コレステロールは高め。
でもたまのご馳走ですもの。気にしないで美味しくいただきましょう!
(といってもMAX10尾くらいまでが良いかと。コレステロールが気になる方は3~5尾くらい)

*健康な方へのアドバイスです。すでに何らかの疾病に罹患されている方にはあてはまりません。

◆ベジフル注意点

昨日のベジフル絶賛の記を見たお友達から電話がありました。「まさに買おうかと思ってたの!」と。でもしばしベジフルの機能などに話すうちにトーンダウン。もう少し考えてから買おうかなーとのこと。昨日は絶賛ばかり書いてしまったのだけど、買う人は注意点についても検討したいですよね。
お友達が一番購入をためらうきっかけになったのは、ベジフルはミキサーではなく、圧搾式なので、絞れるものと絞れないものがあって、バナナやアボカド、モロヘイヤのような水分が少なかったり粘り気のあるものは絞れないという点。
あと、桃やキウイ、プラムなども水分が少ないため向きませんし、パイナップルも単体では厳しい模様。なのでこの手の果物をジュースにしたい方は普通のミキサーが向くと思います。
ベジフルはとにかく重くて場所を取るのでその点もちょっと注意。
我家は夫が必ず朝に柑橘類のジュースを飲むので、どうせなら美味しいジュースを作れるものを、とこだわりましたが、あまりジュースを飲む習慣が無い方には持ち重りしてしまうかも。
それともう一つ注意点は、この手の圧搾式ジューサーの宣伝文句として「生の酵素」がとれて身体に良い、という謳い文句がありますが、私自身は酵素栄養学というものに関して、懐疑的にとらえています。
なので生の酵素を取り入れることが健康に良いらしいから、この手のジューサーを購入してジュースを作ってみようと思っている方には、お勧めできません。
生の酵素を取り入れる=健康に良いという考えは、現段階では科学的根拠に乏しいので、こうした宣伝文句のあるものには注意深く接した方が良いと思いますよ。
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上の写真は、趣味でお野菜を作っている方が送ってくださったもの。ときどき送って下さるのですが、本当に嬉しい! 
veg6.jpgどれもしっかり熟れた状態で収穫して即日届けてくださるので、味が本当に濃くて美味しいんです。早速いただいたトマトをベジフルでトマトジュースに。甘味が濃くて美味しい。この色、色調調節などしていなくて、本当にこんなに真っ赤っかなんですよ。

veg7.jpgお取り寄せしていた桃も到着。今日からは桃三昧です。桃は熟すのがあっという間なので、たくさん桃をいただいた時などはコンポートにする方も多いのでは? この時トマトの湯むきの要領で、桃も湯むきすると固い桃の皮も綺麗にスルリと剥けて、美しいコンポートに仕上がりますよ。

◆想いやり牛乳

omoiyari.jpg想いやり牛乳は、日本で唯一生のまま(加熱殺菌する必要がない)飲める牛乳だそう。京都では私の知る限り、藤井大丸のタベルトに毎土曜日入荷します。
濃厚でやわらかい口当たり。
私は絞り立ての牛乳を飲んだことがないので、「こういう味なのかな?」と思いを馳せながら、ありがたくいただいています。
嬉しいことに下記サイトからお取り寄せもできるようです。

想いやりファーム

ところで牛乳ですが、一時期話題になった牛乳有害説、まだ時々ご質問をうけることがあります。
大別すると良く聞かれるのは以下の三つ。
①牛乳を飲むと骨粗鬆症になる? ②牛乳はがんの原因になる? ③ホモナイズ、高温殺菌牛乳は良くないのか?
まず①の牛乳を飲むと骨粗鬆症になるか?に関しては科学的にこの説を肯定するに足る根拠は乏しいと思います。もともと、牛乳を多く消費する国に骨折が多い、という研究が根拠とされているようですが、この研究では骨の形成にかかわる日照時間に関して考慮されていませんし、人種による骨格の違いに関しても考慮されていないので根拠としては弱いでしょう。
②の牛乳をとるとがんの原因になる?に関しては、2007年世界がん研究基金発表のレポート(1960年以降に行われた研究50万件超から7000件を解析したもので、このレポートが疫学界では主流見解となります)によれば、牛乳の摂取はおそらく結腸がん、直腸がんのリスク軽減につながるであろうというのが牛乳に関する見解で、牛乳ががんのリスクを高めるという見解は持たれていません。

さて③のホモナイズ、高温殺菌牛乳に関してですが、もちろん美味しさを大切にするなら、想いやり牛乳のような絞り立てや、なるべく手を加えていないものの方が良いと言えると思います。ただ、多くの人々が、安定して安価で栄養の高い食品を得られるようにするというのは、非常に重要なことです。もちろん利益ばかりが先行し、乳牛に過剰な負荷がかかることはくい止めなければならないと思いますが、どこにいても安価に牛乳を手にすることが出来るということもまた、私たちにとって生命をつないでいく上で価値あることと思っています。

どんな食品もそうですが、過ぎれば健康を害しますし、人によって体質や体調に考慮して食品を選ぶことは必要(体質に合わないものを無理に食べる必要はもちろんありません)。
「○○は身体に悪い」と短絡的な受け止め方は賛成できませんし、長きに渡って人々が食べ、命を繋いできた食品に関しては特に、科学的研究も、複数の長期疫学研究のエビデンスを重んじたいと考えています。
現在のところ、私自身は牛乳は多くの人にとって、健康にも食文化にも益をもたらす食品だと考えていて、日々の食事に取り入れることをお勧めしています。

◆遅い夕食

今晩は美味しそうな鯛とさよりを(しかも安い)見つけたので、お刺身三昧です。
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前にもちょっと書きましたが、我が家の平均夕食時間は22時過ぎ。ご飯を食べてからすぐに寝ることになるので、なるべくお腹にもたれない消化の良いものを食べるように心がけています。本当は炭水化物と野菜程度が良いのでしょうが、脂の少ないお魚をお刺身などで少し楽しむことにしています。
写真の鯛、一尾はアクアパッツァ用に冷凍。残りの1尾は昆布締めにして、アラはアラ汁に、さよりは酢の物でいただきます☆